初詣御朱印について

令和7年1月1日 ~ 令和7年1月31日

「御朱印帳」は、お寺「納経帳」の風習が元になっています。
現世の安穏や来世の幸福を祈ったり、亡くなった方の追善供養のために、お寺にお経(写経・読経)を奉納し、その証として、帳面に朱印の押印とご本尊を表す梵字やお寺の名前を揮毫して頂いていました。

一文字一文字書き写した写経を納めることも、お経を読んで納める読経も、ひたむきな祈りの姿です。
そのような由来を踏まえて、当社では、御神前に参拝して真摯に感謝し祈り、神様とご縁を結んだ証(あかし)を御朱印として授与しております。昨今流行りの彩り豊かな美しい御朱印をご用意していない理由は、一度に大量の印刷制作するものではなく、ご参拝の方の敬虔な御心にお答えすべく、一枚一枚に心を込めて揮毫をすべきものと考えているからです。

当社では、どのような祭事の日、社頭多煩の日も、ご持参いただいた御朱印帳に、その場で押印、揮毫させて頂いております。また、御朱印帳をお持ちでない方のための書き置きの紙も、日々懸命に巫女が押印し、夜な夜な神職が心を込めて手書き奉製しております。したがって、当社の御朱印は通年変わらない意匠です。

そのような理由で、「特別の御朱印はありませんか?」との問いやご要望にお応えできておりませんでした。しかしこの度の初詣、年の初めに歳神様をお迎えし、心新たにした清々しい気持ちを、より鮮明に感じて頂きたい、その思いを残して頂きたい、という思いから、令和7年の正月から、1月中のみ特別に、金色で初詣の印を押印させていただく運びとなりました。
世に珍しいものではありませんが、金色の輝きをご覧になるたび、「初心忘るるべからず」を思い出して頂ければ幸いです。

是非、参拝や奉納のあかしとして、神様とご縁を結んだあかしとして御朱印をお受け下さい

尚、正月三が日は、神前奉仕に篤いお志を持った書道有段者の方にも助勤奉仕していただいております。一同心を込めて揮毫しております。
当社の御朱印は、境内社のものを含め6種類ございます。七福神以外(※)の全ての朱印に初詣印を押印させていただきます。※七福神の七社寺で意匠を取り決めているため。
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