神能殿
公演情報
公演チケットの購入
前売りチケットのみ、当神能殿事務所でも取り扱っております。
各公演前日まで、電話・FAXでの取り扱いを行いますが、チケットは事務所にてのお渡しとなります。
また、公演当日会場入り口でのお渡しは致しません。
(取り扱いのないチケットに御注意下さい。メールでの取り扱いは致しません。)
神能殿について
御祭神大楠公と能楽の祖、観阿弥・世阿弥の御血縁
湊川神社の御祭神・楠木正成公(大楠公)の妹御は、能楽の祖、観阿弥の母であり世阿弥の祖母であり、その子孫への系譜は、観世宗家につながると言われています。
(観世福田系図による。)
神戸に神楽の聖地建設
昭和20年の戦災により、神戸能楽会館が焼失して以来、長く能楽活動の場が求められていましたが、地元の能楽関係者は、湊川神社の境内にこそ能楽殿を建てることが最も相応しいとの思いと熱意により、神社の御鎮座100年祭記念事業の一環として、東京大曲にあった観世会館の舞台が、二十五世観世宗家観世元正氏の御篤志により、昭和47年(1972年)4月に移設されたことで、長年に亘る願望がようやく実現したのでした。
この舞台は、総桧造り檜皮葺入母屋破風屋根の本格的な能舞台で、鏡板の老松は、河合玉堂画伯監修の下、今中素友画伯によって描かれたものです。
舞台と神棚
舞台を見守るように、西面には、神棚が祀られています。祀られているのは、正成公の妹御(大楠公妹御前)、観阿弥(観阿弥之命)、世阿弥(世阿弥之命)の三柱です。 舞台の四方には注連縄が張り巡らされ、神聖な空間であることを表しています。また能楽上演に先立ち祈誓謡「使命」を奏上することを常としています。
これは飽くまでも能楽公演が湊川神社の御祭神に奉納することを旨とし、御神慮を和めまつることを第一義としているからです。
施設案内
1階施設
地階施設
学校鑑賞会での
ご利用について
近年の学校教育において、我が国の文化と伝統を尊重し、国を愛する心を育んでゆく教育指導内容が掲げられています。
能、狂言や舞楽、邦楽、舞踊、落語などの伝統芸能を、児童・生徒の皆様が鑑賞したり、お話を聞いたり、実際に体験するなどの教育プログラム等にご使用下さい。
お申し込み手順
(催物当日の1年前より受付)
能楽使用の場合
- まず希望日時の空き状況を照会して下さい。
(お電話か、ご来館の上ご確認下さい。) - 当館専用の申込書に記入し、事務所に提出して下さい。
申合・稽古があれば、日時を申込書に記入して下さい。
申込書はご希望により郵送をします。 - 申込書が受理されれば、申込書控えをお渡しします。
能楽以外の使用の場合
- まず希望日時の空き状況を照会して下さい。
(お電話か、ご来館の上ご確認下さい。) - 内容を明記した使用計画書を提出して下さい。
(同じ内容であれば、2回目からは不要) - 計画書が承認されれば、後日通知します。
- 当館専用の申込書に記入し、事務所に提出して下さい。
リハーサルや、稽古の予定があれば、日時を申込書に
記入して下さい。申込書はご希望により郵送をします。 - 申込書が受理されれば、申込書控えをお渡しします。
- 申込金として使用料の10%を事前に納めて下さい。
備品の貸出し
補助椅子・緋毛氈・見台・演台・一畳台・めくり台・座布団など
作り物の貸出し
当館において数々の作り物を貸出しています。
ご希望の場合は、申込書にご記入の上、事務所にお申し出下さい。(料金一覧表あり)
アクセス
神能殿へは、公共交通機関が便利です。
鉄道各駅からのアクセス
- JR神戸線「神戸」駅 北へ徒歩3分
- 阪急・阪神・山陽各線「高速神戸」駅 東改札すぐ
- 神戸市営地下鉄「大倉山」駅 南へ徒歩5分
- 神戸市営地下鉄「ハーバーランド」駅 北へ徒歩5分
新幹線で
新神戸駅から約10分
飛行機で
神戸空港より約30分
お車で
京橋IC・柳原ICより各約10分
お問い合わせ
湊川神社 神能殿事務所
【受付時間】10:00~16:00
【休館日】年末年始(12月29日~1月3日)