お宮参りはいつ行く?  短く解説!お宮参り編①

短く解説!お宮参り編①日取りの決め方

お宮参り 2022年8月6日(土曜日)

赤ちゃんが生まれて、初めての家族の一大行事であるお宮参り。新米パパ、ママ、じーじ、ばーばへ、お宮参りの疑問ナンバーワン、「いつ行けばいいのか?」問題。お宮参りの日取りの決め方を解説します。
神社にお参りすると、着物でくるまれた赤ちゃんが抱かれている姿を見かけませんか?日本の伝統行事である「お宮参り」です。
お宮参りの本来の日取りはいつ?男の子と女の子で違うって本当?地域によって違うの?時期をずらしてもいいのか、解らないことだらけ。赤ちゃん誕生で慌てないための、お宮参りの日の基礎知識を徹底解説。

お宮参りの本来の意味を知ろう

赤ちゃんの初めてのお詣り

お宮参りは「初宮詣」ともいい、赤ちゃんが産まれて初めて氏神様にお参りすることです。新たにこの社会の一員となった赤ちゃんを神様に紹介し、これからの人生を護ってもらいましょう。

子どもの無事成長を願う神事

お宮参りは、古来より「産土神(うぶすなかみ)」といって、赤ちゃんが生まれた土地に宿る神様に参拝し、この地域への仲間入りをさせていただくという伝統神事です。
家族でご祈祷を受けて、赤ちゃんが無事に生まれたことを神様に奉告し、感謝を伝えるとともに、今後の健やかな成長と幸せを祈ります。

お詣りはどこの神社にいけばいいの?

産土神が祀られている「産土神社」へ参拝に行くのが本義ともいえますが、現在では、今までお世話になっている神社、実家の近くの神社、思い入れがある神社など、ご縁がある神社に参拝される方も多くなりました。人生で幾度もご縁があるほうが良いと思いますので、家族の心の拠り所となるような神社をこの機会に考えられてもいいと思います。 湊川神社には、神戸市全域、明石市、芦屋市はもとより、全国各地からお宮参りにお越し頂いています。里帰りを利用して代々、という方はもちろん、様々なご縁を感じてお参りに来ていただく方が多くおられます。

お宮参りいつ行けばいい?

男の子と女の子で違うって本当?

お宮参りの日にちには、実はしきたりがあります。男の子は生後31日目、女の子は生後33日目といわれる地域が多いようです。

地域によって違うって本当?

地域によって習俗・風習が違い、男の子32日目、女の子33日目といわれる地域や、早ければ生後7日、遅ければ100日目を過ぎるという地域もあります。

参考:井上順孝他 編,「神道辞典」,株式会社弘文堂,1994

時期をずらしてもOK?

お宮参り時期をずらしてもいい理由

神社から、お宮参りは何日目にしなければならない、と申し上げることはありません。昔と今では生活習慣も違うため、赤ちゃんの幸せを祈ることが本義ですので、宮参りはしきたりどおりにしなければならない、と考えてはおりません。
特に、生後約30日では、赤ちゃんの成長はもとより、産後のママにとっても、まだ外出には辛い時期です。昔のように村の中に神社があり少し歩いてすぐ行ける、という環境の方は多くないと思います。
お宮参りの時期は、赤ちゃんの生育状況、母体の回復具合を考える他、赤ちゃんに負担になりそうな気温や天候のことも考えましょう。1ヶ月検診をめどに、赤ちゃんとママの体調、お天気を考えてお宮参りの日を選ばれてはいかがでしょうか。

結局いつまでに行けばいいの?

神様に赤ちゃんの誕生を奉告し、人間社会の一員として認めてもらうためのお宮参りでもありますので、特別の事情なく、あまり後回しにしすぎるのもお勧めできません。
地域によっては100日目の百日詣とされることもありますので、三ヶ月頃までを目安にされるとよいと思います。
とはいえ、入院をされていたり、海外にお住まいであったりと、ご家庭によってご事情は様々ですので、湊川神社では、いつお越しになられてもお宮参り(初宮詣)をお受けしております。赤ちゃんの誕生を祝い、無事成長を祈る家族の心こそ大切です。

お宮参りの時期をずらす注意点

お宮参りの時期をずらしたからといって、神社へ前もって連絡することは必要ありません。
あえて注意点を挙げるなら、湊川神社からお渡しする撤下品(神様からのお下がり)の中には「歯固めの石」をお入れしています。この歯固めの石は、生後100日目に「お食い初め」のお祝いをされる際にはお祝い膳でお使いいただくものです。
もう一つ、赤ちゃんの晴れ着のサイズにもご注意されたほうがよいと思います。お宮参り用の晴れ着は、市販でもレンタルでも、ほとんどが新生児用のサイズです。

大安じゃなきゃだめ?お宮参りの最適な日取りとは?

「大安吉日」六曜ってなに?

「大安吉日」という言葉を聞かれたことはないでしょうか?この「大安」とは、大安・赤口・先勝・友引・先負・仏滅の6つが周期的にめぐる、暦の区切り方の一つです。
六曜の考え方はそもそも中国から伝わってきた占術や易学占いがもととなっていて、当時は現在の曜日(日月火水木金土)のようなものだったそうです。それが江戸時代の終わり頃から今のように吉凶を表すものになりました。もともと神道や仏教にはないものですから、お宮参りなどで六曜を守る必要は特にないといえます。

やっぱり大安に行きたい

年配の方を中心に「縁起担ぎ」として気になさる方も多いと思いますので、六曜の吉凶とは主にどういうものか、簡単にご紹介したいと思います。
六曜の吉凶は主に時間に関することです。
  ・先勝 午前中が吉
  ・友引 午前中と夕方、夜が吉。昼間は凶
  ・先負 午後は吉
  ・仏滅 一日凶
  ・大安 一日吉
  ・赤口 正午前後が吉。それ以外は凶

参考:井上象英,「365日暮らしのこよみ」,株式会社学研プラス,2021

こうしてみると、先勝の日の午前中や、赤口の正午ごろにお宮参りをしても差し支えないということがわかりますね。

六曜以外にもお宮参りに最適な日がある⁉

実は六曜以外にも、暦には様々な記載があります。「十二直」や「二十八宿」といっていずれも中国の古代人が天体の動きを観察して生み出した易学に通ずるものでその日の吉凶を占います。 例えば12日で一回りする十二直のうち、「みつ」「とる」は祝い事に吉とされています。28日で一周期である二十八宿では「室」「心」などが神仏参拝に良き日、などがあります。暦は神社や書店でも取り扱っています。また暦を扱った専門なサイトでも紹介されていますので、大安以外の良き日を見つけたいときに活用してみてもよいのではないでしょうか。

暦は日常様々なシーンで役に立ちま神社や書店にて取り扱っています。

5. まとめ

お宮参りは、赤ちゃんが初めて神様にお参りをする日。生後一ヶ月~三ヶ月をめどに、ご縁を感じた神社でご祈祷を受け、家族で赤ちゃんの成長と幸せを祈りましょう。
「しきたり」に囚われすぎず、大安吉日以外にも佳日があるので、赤ちゃんとママの体調に合わせて、佳き日を選んでください。

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